援助交際と万引きについて
援助交際を続ければ、それだけ自分の身体が汚されていくと考える少女がいます。反対に、「1回したら、何回でも同じ」と考える少女もいます。本当なら、援助交際とは無縁で生活出来るのが一番幸せなのでしょうが、生活するお金に困り、援助交際を生活の糧にしている少女もいるのです。
もともと援助交際をしてしまう少女たちには、「お金は自分で稼ぐもの」という考え方があります。例えば、幼い頃にネグレクト(育児放棄)を受けていた少女の場合、生きる為には食べなければなりません。仕方なく、万引きを繰り返して生きている少女も少なくありません。彼女たちにとって、万引きは「生きる為の知恵」なのです。弟妹などがいれば、幼い兄弟の為にも必要に駆られて犯罪に手を染めなければならないこともあるのです。
そうやって育った少女たちの心には「どんな事をしてでも自分で稼がなければ、生きていけない」という信念があります。ですから、自分の身体一つで商売をする援助交際にも、抵抗を感じる事は少ないのでしょう。お金がないなら、自分の身体で稼ぐ…という思考回路です。一般的にはアルバイトでもしてと考える所ですが、お金や食べ物といった、生きる術を親から与えてもらえなかった少女たちにとって、援助交際のようなお小遣い稼ぎは「生きる為の知恵」「貧困から脱出する手段」としか考えられないのです。このように、援助交際に走る少女たちと育った環境には、密接な関係があることが多いようです。












